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ダッチオーヴンの世界

ダッチ・オーヴンの世界へようこそ。
  まずは簡単にダッチ・オーヴンの説明を致しましょう。16世紀の初頭、新天地を求めてヨーロッパから新大陸に渡った移民達のほとんどは、当然貧しかったので、家財道具の中にダッチ・オーヴンは含まれていませんでした。そんな彼らが生活に少しでもゆとりができると真っ先に買い求めたのが他ならぬ、ダッチ・オーヴンなのです。当時の鋳鉄製の鍋は大変に高価で貴重でした。アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンの母親、メアリー・ワシントンは遺言書のなかで、鋳鉄の鍋やフライパンの贈与に関して指示を与えている程なのです。

  ダッチ・オーヴンの名前の由来は、最も有力な説によると「オランダ人が売り歩いた鍋」だから、ダッチ(オランダ人)のオーヴン=ダッチオーヴンと呼ばれるようになった様です。何故オランダ人なのかと疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、ニューヨークを最初に植民地にしたのはイギリス人ではなくオランダ人でした。1602年にヘンリー・ハドソンらが、インディアンから安く買い上げたという島がマンハッタン島だという話は有名ですね。また、ダッチ・オリリーという人が自分の名を付けたのだとも言っていて、ほかにもいろいろの説があるようです。

  オランダ商人が熱心に売り歩いたダッチ・オーヴンは脚もなければ、ふたにフランジもないツルンとした、豆のような姿をしていたので「ビーン・ポート」と呼ばれていました。これが現代のキッチン・ダッチ・オーヴンです。
やがてイギリスとの独立戦争が終わり、人々は新天地を求め西へ西へと幌馬車で大移動を始めました。野外では焚き火で調理するために薪の上で安定がいいようにと底に3本の脚をつけたり、蓋の上に熾き火をのせて、オーヴンとして使い易いように蓋にフランジを付けたり、蓋の裏面をフライパンとして使えるように改良を重ねてできたのが、キャンプ・ダッチ・オーヴンです。
カウボーイの鉄鍋として有名なダッチ・オーヴンですが、本来は家庭のキッチンで使われていました。アルカディアが提案している「スロー・フードの代表」としてのダッチ・オーヴンをもっと家庭のキッチンで活用していただきたいと思います。

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